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「犬の療法食が高くて続けるのが難しい」
「ロイヤルカナンの代わりに、安いフードを使っても大丈夫?」
「無添加のドッグフードなら療法食の代用になる?」
療法食は毎日継続して与えることが多いため、価格の負担に悩む飼い主さんも少なくありません。
しかし、療法食は単に品質の高いドッグフードではなく、特定の病気に合わせて栄養成分が調整された食事です。
「無添加」「国産」「原材料がよさそう」といった理由だけで一般食へ変更すると、現在の治療方針に合わなくなる可能性があります。
この記事では、犬の療法食が高いときにできる対策、ロイヤルカナンの代用品を探す際の注意点、病気別に確認したい栄養条件、和漢系フードを含む選択肢について解説します。
※療法食の変更や中止は、必ずかかりつけの獣医師へ相談してください。商品価格、割引、送料、商品内容は変更される場合があるため、購入前に各販売ページで最新情報をご確認ください。
30秒でわかる!療法食が高いときの対処法
- 一般食での代用:無添加や国産という理由だけでは、療法食の代わりになりません
- 最初にすること:費用負担を獣医師へ伝え、別メーカーや別タイプを相談します
- 価格比較:袋の販売価格ではなく、給与量から1日分の費用を計算します
- 安く買う方法:価格、送料、定期条件、消費期限を含めて比較します
- フード変更:同じ病気向けでも栄養設計が異なるため、自己判断で切り替えません
犬の療法食は一般的なドッグフードで代用できる?
結論からいうと、一般的な総合栄養食や「無添加」を特徴とするフードが、そのまま療法食の代用品になるとは限りません。
療法食は、特定の病気に応じてリン、ナトリウム、脂質、たんぱく質、ミネラル、エネルギーなどを調整した食事です。
たとえば、腎臓病用の療法食と尿路結石用の療法食では、目的とする栄養調整が異なります。
パッケージに「シニア用」「低脂肪」「腎臓の健康維持に配慮」などと書かれていても、治療中の犬に必要な条件を満たしているとは限りません。
ロイヤルカナン療法食の代わりを探す理由

ロイヤルカナンの療法食から別のフードへの変更を考える理由は、飼い主さんや愛犬によって異なります。
療法食の価格が高い
療法食は一般的なドッグフードより価格が高い傾向があります。
大型犬、多頭飼い、長期間の食事管理が必要な場合は、毎月の費用が大きな負担になることがあります。
しかし、安い一般食へ変更した結果、必要な栄養管理ができなくなっては本来の目的を果たせません。
「月にいくらまでなら継続できるか」を整理し、獣医師へ相談することが大切です。
愛犬が療法食を食べない
療法食の栄養設計が愛犬に合っていても、香り、粒の大きさ、硬さなどを好まず、十分な量を食べられない場合があります。
病気のある犬では、長期間ほとんど食べない状態を続けることも問題です。
同じ目的の療法食でも、メーカー、ドライ・ウェットの違い、粒の形などによって食いつきが変わる可能性があります。
原材料や添加物が気になる
原材料表示に記載された酸化防止剤などを見て、不安を感じる飼い主さんもいます。
酸化防止剤は、フードに含まれる油脂の酸化や品質劣化を防ぐ目的で使用されます。使用されているという理由だけで、そのフードが危険だと判断することはできません。
また、「天然由来」「無添加」という表示だけで、別のフードより安全性や療法食としての適性が高いとも限りません。
原材料への希望がある場合は、栄養成分や治療目的との両立が可能かを獣医師へ相談しましょう。
手に入りにくい・購入方法が変わった
療法食の在庫、販売経路、配送日数などの問題から、継続購入が難しくなる場合もあります。
急にフードがなくなる前に、購入先や残量を確認し、必要であれば同じ治療目的を持つ別製品について主治医へ確認してください。
犬の療法食が高いときにできる7つの対策

獣医師に費用の負担を伝える
まず行いたいのは、療法食が家計の負担になっていることを主治医へ伝えることです。
獣医師へ相談すると、同じ治療目的を持つ別メーカーの療法食、ウェットとドライの使い分け、現在の病状に合う別の選択肢を提案してもらえる場合があります。
「高くて買えない」と伝えることは、恥ずかしいことではありません。無断で食事を変更するよりも、継続できる治療計画を一緒に考えることが重要です。
1袋の価格ではなく1日分の費用を比較する
ドッグフードは、商品によって内容量、カロリー、1日の給与量が異なります。
販売価格だけでなく、次の方法で1日あたりの費用を計算しましょう。
商品価格 ÷ 内容量(g)× 愛犬の1日給与量(g)
たとえば、同じ1袋8,000円でも、内容量や1日の給与量が異なれば、実際にかかる費用も変わります。
ただし、パッケージの給与量は目安です。愛犬の体重、体型、活動量、病状によって調整が必要になるため、実際の給与量を確認して計算してください。
送料を含めた合計金額で比べる
通販で購入する場合は、商品価格だけでなく送料も含めて比較します。
送料無料にするために必要以上の量を購入すると、開封前に消費期限が近づいたり、保管状態が悪くなったりする可能性があります。
必要量と保管場所を確認し、無理なまとめ買いは避けましょう。
定期購入の割引と解約条件を確認する
商品によっては、定期購入や複数袋の購入で価格が下がる場合があります。
申し込む前に、次の条件を確認してください。
- 初回と2回目以降の価格
- 最低継続回数の有無
- 1回に届く袋数
- 配送間隔の変更・休止ができるか
- 次回発送を止めるための連絡期限
- 送料を含めた支払総額
愛犬が食べなかった場合も考え、初めての商品を最初から大量に注文することは避けましょう。
適切な容量の袋を選ぶ
大容量袋は1kgあたりの価格が安くなることがあります。
ただし、開封後は酸素、湿気、温度などによって品質が変化します。小型犬が大容量袋を長期間かけて食べる場合、必ずしも経済的とは限りません。
愛犬が無理なく食べ切れる容量と、メーカーが案内する保存方法を確認してください。
おやつや不要なトッピングを見直す
療法食を与えていても、おやつやトッピングに費用がかかっている場合があります。
さらに、おやつを多く与えると療法食を食べる量が減り、療法食の栄養設計を十分に活かせない可能性があります。
おやつを与えてよいか、与える場合は何をどの程度にするかを主治医へ確認しましょう。
病状を定期的に再評価する
療法食の必要性や適した種類は、病気の経過によって変わる場合があります。
ただし、検査結果がよくなったからといって、自己判断で療法食を中止してはいけません。療法食によって状態が管理されている可能性もあるためです。
定期検査の際に、現在の療法食を続ける必要性や給与量も確認しましょう。
療法食の代用品を選ぶ際に確認すること
「同じ病気用」と表示された商品でも、原材料や栄養設計がまったく同じとは限りません。
代わりのフードを選ぶときは、次の点を確認します。
| 確認項目 | 確認する理由 |
|---|---|
| 食事の目的 | どの病気や状態の栄養管理を目的としているか確認します |
| 主食としての位置づけ | 総合栄養食、療法食、間食などの区分を確認します |
| 栄養成分 | リン、ナトリウム、脂質、たんぱく質、ミネラルなどを確認します |
| カロリーと給与量 | 愛犬が必要なエネルギーを摂取できるか確認します |
| 併存疾患 | 一方の病気には適していても、別の病気には合わない場合があります |
| 投薬内容 | 薬やサプリメントとの関係を確認します |
| 食いつき | 必要な量を継続して食べられるか確認します |
商品ページだけで判断できない場合は、原材料・保証分析値・カロリー・給与量が分かる資料を主治医へ見せて相談してください。
病気別|療法食を変更するときの注意点
療法食で調整されている栄養素は、対象となる病気によって異なります。
| 病気・状態 | 食事で確認される主な項目 | 変更時の注意点 |
|---|---|---|
| 慢性腎臓病 | リン、たんぱく質、ナトリウム、エネルギーなど | 単に「低たんぱく」と書かれた一般食では代用できません |
| 心臓病 | 病期に応じたナトリウム、エネルギー、たんぱく質など | すべての段階で同じ厳しい減塩が必要とは限りません |
| 膵炎・高脂血症 | 脂質、消化性、エネルギーなど | 原材料の印象ではなく、実際の脂質量を確認します |
| 尿路結石 | ミネラル、尿pH、水分摂取など | 結石の種類によって適した食事が異なります |
| 食物アレルギー | 使用するたんぱく源、加水分解たんぱくなど | 除去食試験中は指定外のおやつも結果に影響します |
| 糖尿病 | 食物繊維、カロリー、給与量、給与時間など | インスリン投与との関係があるため、急な変更を避けます |
| 肝臓病 | 病気の種類に応じたたんぱく質、銅、エネルギーなど | すべての肝臓病に同じ低たんぱく食を与えるわけではありません |
上記は一般的な確認項目です。実際に必要な栄養条件は、病気の種類、進行度、検査結果によって異なります。
「無添加」なら療法食の代わりになる?
「無添加」は、療法食の代用可否を判断する基準にはなりません。
そもそも、無添加という言葉だけでは「何を使用していないのか」が分かりません。香料、着色料、保存料など、対象となる添加物を具体的に確認する必要があります。
また、酸化防止剤にはフードの酸化や品質劣化を防ぐ役割があります。
天然由来の酸化防止剤を使用していることと、化学的に合成された酸化防止剤を使用していることだけを比べて、フード全体の安全性や治療食としての適性を判断することはできません。
ロイヤルカナン以外の療法食を検討する方法
ロイヤルカナン以外にも、特定の病気や健康状態に配慮したフードがあります。
ただし、メーカーや商品が違えば、同じ病気向けであっても栄養成分、カロリー、給与量、食感などが異なります。
別メーカーの商品へ変更する場合も、現在のロイヤルカナンと「同じ効果」「同等の栄養設計」と自己判断しないようにしましょう。
動物病院で別メーカーの療法食を相談する
動物病院では、現在の検査結果に応じて別メーカーや別タイプの療法食を提案してもらえる場合があります。
愛犬がドライフードを食べない場合はウェットタイプ、粒が合わない場合は別の粒形状など、価格以外の問題も含めて相談しましょう。
和漢・みらいのドッグフード
和漢・みらいのドッグフードには、健康状態や目的に応じて選ぶ複数の商品があります。
原材料や和漢植物だけでなく、商品の位置づけ、栄養成分、カロリー、給与量、定期購入の条件を確認してください。
また、和漢・みらいのドッグフードが、現在与えているロイヤルカナン療法食と同一の栄養設計というわけではありません。
病気のある犬へ与える場合は、商品情報をかかりつけの獣医師へ見せ、現在の治療方針に合うか相談しましょう。
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和漢・みらいのドッグフードの口コミ、価格、定期購入の注意点については、以下の記事で解説しています。
SOWAKA(そわか)
SOWAKAにも、愛犬の年齢や健康状態に応じて選ぶ複数の商品があります。
「国産」「和漢」「原材料へのこだわり」といった特徴だけで、現在の療法食の代わりになるとは判断できません。
主食としての位置づけ、栄養成分、カロリー、対象となる状態を確認し、治療中の犬に与える場合は主治医へ相談してください。
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SOWAKAと和漢・みらいのドッグフードの違いを確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
療法食を変更するときの進め方
療法食の変更は、次の順番で進めます。
- 変更したい理由を整理する:価格、食いつき、原材料、購入のしにくさなどを明確にします
- 現在の食事を主治医へ伝える:フード名、給与量、おやつ、サプリメントも伝えます
- 代替候補を確認する:商品情報や成分表を主治医に見せます
- 切り替え方を確認する:急な変更が必要か、徐々に移行するかを相談します
- 体調を記録する:食欲、便、尿、飲水量、体重などを確認します
- 必要な再検査を受ける:食事変更後の状態を検査結果と合わせて評価します
一般的には、胃腸への負担を抑えるために数日かけて徐々に切り替える場合があります。
ただし、食物アレルギーの除去食試験、尿路結石、急性疾患などでは、主治医から異なる切り替え方を指示されることがあります。自己判断よりも獣医師の指示を優先してください。
療法食を安い一般食と混ぜてもいい?
費用を抑えるために、療法食と安い一般食を半分ずつ混ぜようと考える方もいるかもしれません。
しかし、一般食を混ぜると、療法食で調整されている栄養成分が変わります。
腎臓病用療法食へ一般食を混ぜればリンなどの摂取量が増える可能性があり、食物アレルギーの除去食へ別のフードを混ぜれば除去食試験の結果に影響します。
どの程度まで別の食品を追加できるかは、病気や治療目的によって異なります。費用対策として混ぜる前に、主治医へ相談してください。
手作り食で療法食を代用できる?
肉、魚、野菜、穀類を組み合わせただけの自己流手作り食は、療法食の代わりにはなりません。
病気に合わせた手作り食を主食として続ける場合は、必要なカロリー、たんぱく質、脂質、カルシウム、リン、ナトリウム、ビタミン、ミネラルなどを調整する必要があります。
インターネット上のレシピをそのまま長期間与えず、獣医栄養学に詳しい専門家へ相談しましょう。
犬の療法食の代用品についてよくある質問
ロイヤルカナン療法食の代わりに市販の無添加フードを使えますか?
無添加という理由だけでは、療法食の代わりにはなりません。
現在の病気に必要な栄養調整を満たしているかを確認し、変更前に主治医へ相談してください。
療法食が高くて買えない場合はどうすればいいですか?
まず、毎月負担できる予算を主治医へ伝えましょう。
同じ治療目的を持つ別メーカーの商品、ドライとウェットの使い分け、給与量、購入方法などを相談できる場合があります。
ロイヤルカナンと別メーカーの療法食を混ぜてもいいですか?
同じ病気向けの商品でも、栄養成分やカロリーが異なります。
切り替え期間として混ぜる場合も、長期間混ぜ続ける場合も、主治医へ確認してください。
療法食を食べない場合は一般食でもいいですか?
食べない状態を放置することも問題ですが、すぐに自己判断で一般食へ戻すこともおすすめできません。
ウェットタイプ、別メーカー、温度や形状の工夫などについて主治医へ相談しましょう。
検査数値がよくなったら療法食をやめてもいいですか?
検査数値が改善していても、療法食によって状態が管理されている可能性があります。
療法食の中止や変更は、再検査の結果と病気の経過を確認したうえで獣医師が判断します。
天然由来の酸化防止剤なら必ず安全ですか?
天然由来という理由だけで、すべての犬に安全だと保証されるものではありません。
酸化防止剤の種類だけでなく、フード全体の栄養設計、品質管理、保存方法、愛犬の状態を含めて判断しましょう。
まとめ|療法食が高いときは一般食で代用する前に相談しよう
犬の療法食が高くて継続が難しい場合も、安い一般食や無添加フードへ自己判断で変更することはおすすめできません。
療法食は、特定の病気に合わせて栄養成分が調整されています。同じ病気向けとされる商品でも、メーカーによって栄養設計は異なります。
- 費用負担をかかりつけの獣医師へ伝える
- 別メーカーや別タイプの療法食について相談する
- 1袋の価格ではなく1日あたりの費用を計算する
- 価格だけでなく送料や定期購入の条件も確認する
- 一般食を混ぜたり、手作り食で代用したりする前に相談する
- 食事変更後は体調や検査数値を確認する
療法食は、価格が高ければ高いほどよいわけでも、無添加なら必ずよいわけでもありません。
愛犬の病気に必要な栄養管理と、飼い主さんが継続できる費用の両方を満たす食事を、主治医と相談しながら探しましょう。
ロイヤルカナン療法食を食べない場合の対処法については、以下の記事も参考にしてください。
免責事項:本記事は犬の療法食に関する一般的な情報を紹介するもので、病気の診断・治療や、特定商品の代用可否・効果を保証するものではありません。療法食の変更、中止、混合、手作り食への切り替えについては、かかりつけの獣医師へご相談ください。





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