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犬の甲状腺機能低下症の食事|太るときの対策・ヨーグルトと手作り食

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愛犬が甲状腺機能低下症と診断されると、

「食べる量は変わらないのに太ってきた」
「元気がなく、運動量も減っている」
「ヨーグルトや納豆、さつまいもは食べても大丈夫?」
「手作り食に変えたほうがいい?」

と、毎日の食事に悩む飼い主さんも多いでしょう。

犬の甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが不足することで全身の代謝が低下する内分泌疾患です。

大切なのは、代謝を上げるとされる食品を探し、食事だけで甲状腺機能低下症を治そうとしないことです。

治療の中心は、不足している甲状腺ホルモンを薬で補うことです。そのうえで、肥満、高脂血症、皮膚トラブルなど、愛犬の状態に合わせた食事管理を行います。

この記事では、甲状腺機能低下症の犬が太る理由、食べてはいけないもの、ヨーグルト・納豆・さつまいもの注意点、手作りトッピング、薬と食事のタイミングについて解説します。

※食事内容や薬の与え方は、愛犬の検査結果や治療内容によって異なります。自己判断で薬や食事を変更せず、かかりつけの獣医師へご相談ください。

20秒でわかる!甲状腺機能低下症の食事

  • 治療の基本:食事ではなく、獣医師の指示による甲状腺ホルモン補充です
  • 体重管理:現在の体重、体型、活動量に合わせて摂取カロリーを調整します
  • 低脂肪食:すべての犬に必要ではなく、高脂血症や肥満の有無で判断します
  • 食材:ヨーグルト、納豆、さつまいもは一律禁止ではありません
  • 手作り食:トッピングには利用できますが、長期の主食には栄養設計が必要です
  • 薬と食事:毎日できるだけ同じ条件で投与し、変更前に獣医師へ確認します
    1. 20秒でわかる!甲状腺機能低下症の食事
  1. 犬の甲状腺機能低下症は食事だけでは治療できない
  2. 甲状腺機能低下症の犬が太るのはなぜ?
  3. 甲状腺機能低下症なら低カロリー・低脂肪食にする?
  4. 甲状腺機能低下症の犬が食べてはいけないもの
  5. キャベツやブロッコリーは禁止?
  6. ヨーグルト・納豆・さつまいもは食べてもいい?
    1. ヨーグルトを与える際の注意点
    2. 納豆を与える際の注意点
    3. さつまいもを与える際の注意点
  7. 甲状腺機能低下症の犬に手作り食を作ってもいい?
    1. 鶏むね肉と温野菜のトッピング
    2. 白身魚とかぼちゃのトッピング
  8. レボチロキシンと食事のタイミング
  9. 甲状腺機能低下症と高脂血症・膵炎
  10. 甲状腺機能低下症のドッグフードを選ぶポイント
  11. 和漢系ドッグフードを検討している場合
    1. 和漢・みらいのドッグフード
    2. SOWAKA(そわか)
  12. 犬の甲状腺機能低下症と食事についてよくある質問
    1. 甲状腺機能低下症なら低カロリー食にするべきですか?
    2. 低脂肪食にしたほうがいいですか?
    3. キャベツやブロッコリーは食べてはいけませんか?
    4. ヨーグルトを毎日与えてもいいですか?
    5. 納豆は甲状腺に悪いですか?
    6. さつまいもは太るから禁止ですか?
    7. 水をたくさん飲ませると代謝が上がりますか?
    8. 手作り食なら甲状腺にいいですか?
    9. 食事だけで甲状腺機能低下症は治りますか?
  13. まとめ|代謝を上げる食品より体重と検査結果を確認する

犬の甲状腺機能低下症は食事だけでは治療できない

甲状腺ホルモンには、身体の代謝や活動性などを調整する働きがあります。

犬の甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモンが不足するため、次のような変化が見られることがあります。

  • 元気がなくなる
  • 運動を嫌がる
  • 食欲が増えていないのに体重が増える
  • 寒がるようになる
  • 左右対称の脱毛が見られる
  • 被毛の艶がなくなる
  • 皮膚のべたつきや感染を繰り返す

しかし、これらの症状だけで甲状腺機能低下症と診断することはできません。

ほかの病気や薬の影響でも甲状腺ホルモンの検査値が変化する場合があるため、症状と血液検査などを合わせて判断します。

甲状腺機能低下症の治療では、一般的にレボチロキシンという薬で不足している甲状腺ホルモンを補います。

食事は甲状腺ホルモンを補う薬の代わりではなく、体重や高脂血症などを管理するための一要素として考えましょう。

甲状腺機能低下症の犬が太るのはなぜ?

甲状腺機能低下症になると代謝や活動性が低下し、以前と同じ量を食べていても体重が増えることがあります。

食欲が大きく増えていないのに太ることがあるのも、この病気で見られる特徴の一つです。

ただし、太ったからといって、自己判断でフードを半分にするような極端な制限は避けてください。

食事量を大きく減らすと、必要なたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどまで不足し、筋肉量を維持しにくくなる可能性があります。

体重を管理するときは、次の点を確認します。

確認すること チェックするポイント
体重 定期的に同じ条件で測定し、変化を記録します
体型 肋骨の触れやすさや腰のくびれを確認します
筋肉量 背骨、肩、腰、後ろ足の筋肉が減っていないか確認します
フード量 計量カップだけでなく、可能であれば重量で量ります
おやつ 家族全員から与えている量を合計します
活動量 散歩時間や動き方の変化を確認します

投薬によって甲状腺ホルモンが適切に補充されると、活動性や体重が変化する犬もいます。

治療開始直後の食事量だけで固定せず、再検査や体重の変化に合わせて主治医と調整しましょう。

甲状腺機能低下症なら低カロリー・低脂肪食にする?

すべての甲状腺機能低下症の犬に、低カロリー食や低脂肪食が必要なわけではありません。

肥満している犬では、適正体重へ近づけるために摂取カロリーを調整する場合があります。

一方、適正体重の犬や筋肉量が低下している犬に、必要以上のカロリー制限を行うことは適切ではありません。

また、甲状腺機能低下症では、高コレステロール血症や高トリグリセリド血症が見られることがあります。

高脂血症を指摘されている場合は、甲状腺機能低下症の治療を行いながら、必要に応じて脂質を調整した食事を検討します。

ポイント:「甲状腺機能低下症だから低脂肪食」と一律に決めるのではなく、肥満、高脂血症、膵炎などが実際にあるかを確認して判断します。

甲状腺機能低下症の犬が食べてはいけないもの

犬の甲状腺機能低下症で注意したい食べ物

甲状腺機能低下症だからという理由だけで、多くの肉、魚、野菜などが禁止されるわけではありません。

まず避ける必要があるのは、病気に関係なく犬に有害な食品です。

避けるもの 食品の例 注意点
ネギ類 玉ねぎ、長ねぎ、にら、にんにく 加熱の有無にかかわらず与えません
中毒を起こす食品 チョコレート、ぶどう、レーズン、キシリトール入り食品 少量でも問題になる場合があります
高脂肪食品 脂身の多い肉、ベーコン、ソーセージ、脂肪の多いチーズ 肥満や高脂血症、膵炎がある犬では特に注意します
高カロリー食品 高カロリーなおやつ、人間用の菓子 体重管理を難しくする可能性があります
人間用の味付け食品 惣菜、スープ、味付けした肉や魚 塩分、脂質、調味料を多く含む場合があります

重要なのは、病名だけで禁止食品を増やすことではありません。

現在の体重、体型、血中脂質、併存疾患、投薬内容を確認し、愛犬に必要な制限を判断しましょう。

キャベツやブロッコリーは禁止?

キャベツ、ブロッコリー、小松菜などのアブラナ科野菜について、「甲状腺機能低下症の犬には与えてはいけない」と紹介されることがあります。

しかし、甲状腺機能低下症だからという理由だけで、通常のトッピングに使用する少量のアブラナ科野菜を一律に禁止する必要があるとはいえません。

アブラナ科の植物に含まれる一部の成分と甲状腺機能の関係は研究されていますが、犬の日常的な食事で少量与えた場合の影響と、特定の成分を大量に摂取した場合の影響は分けて考える必要があります。

野菜を与える場合は、食べやすい大きさにして加熱し、食事全体の一部として少量使用しましょう。

特定の野菜だけを大量に与えたり、自己流の手作り食へ偏ったりすることは避けてください。

ヨーグルト・納豆・さつまいもは食べてもいい?

甲状腺機能低下症の犬とヨーグルトなどの食材

ヨーグルト、納豆、さつまいもは、甲状腺機能低下症だから一律に禁止される食品ではありません。

ただし、甲状腺機能を回復させる食品でもありません。

食材 与え方 注意点
ヨーグルト 無糖・無香料のものをごく少量 カロリーと脂質、乳製品による下痢に注意します
納豆 たれやからしを付けず少量 甲状腺機能や代謝を改善する目的では与えません
さつまいも 味付けせず加熱して少量 炭水化物とカロリーを含むため、肥満犬は量に注意します
かぼちゃ 種を取り除き、柔らかく加熱して少量 体重管理中は追加分のカロリーも計算します
鶏むね肉 皮や脂身を除き、味付けせず加熱 肉だけを長期間の主食にしません
白身魚 骨を取り除き、味付けせず加熱 干物や人間用の味付け魚は使用しません

ヨーグルトを与える際の注意点

無糖・無香料のプレーンヨーグルトは、乳製品を問題なく消化できる犬であれば、ごく少量をおやつやトッピングとして利用できる場合があります。

ただし、ヨーグルトで腸内環境を整えれば甲状腺機能低下症が改善するとはいえません。

犬によっては乳糖や脂肪分によって下痢をすることがあります。初めて与える場合は少量にし、便や皮膚の状態を確認してください。

砂糖、キシリトールなどの甘味料、果物ソースが入った商品は避けましょう。

納豆を与える際の注意点

納豆も、甲状腺機能低下症だから禁止される食品ではありません。

与える場合は、人間用のたれやからしを付けず、ごく少量にします。

「納豆の酵素が代謝を上げる」「大豆で甲状腺機能が改善する」といった治療効果を期待して、毎日大量に与えることはおすすめできません。

さつまいもを与える際の注意点

さつまいもは、味付けせず十分に加熱したものを、少量のおやつやトッピングとして利用できます。

ただし、さつまいもには炭水化物とカロリーが含まれます。

甲状腺機能低下症によって体重が増えている犬へ、「健康によさそうだから」と毎日多く与えると、減量を難しくする可能性があります。

追加した分も1日の摂取カロリーに含めて考えましょう。

甲状腺機能低下症の犬に手作り食を作ってもいい?

甲状腺機能低下症の犬向け手作りトッピング

甲状腺機能低下症の犬に、手作り食を与えること自体が禁止されているわけではありません。

ただし、鶏肉、野菜、さつまいもなどを組み合わせただけでは、犬が長期間必要とする栄養をすべて満たせるとは限りません。

完全手作り食では、カルシウム、必須脂肪酸、ビタミン、微量ミネラルなどが不足または過剰になる可能性があります。

主食として長期間続けたい場合は、獣医師や獣医栄養学に詳しい専門家へ相談しましょう。

以下は、総合栄養食を主食としている犬へ少量を添えるためのトッピング例です。

甲状腺機能低下症を治療するレシピや、完全手作り食ではありません。

鶏むね肉と温野菜のトッピング

材料例

  • 皮を取り除いた鶏むね肉
  • 大根
  • にんじん
  • 小松菜

作り方

  1. 鶏むね肉の皮と目立つ脂身を取り除きます
  2. 鶏肉を味付けせず、中心まで十分に加熱します
  3. 野菜を細かく切り、柔らかく加熱します
  4. 食べやすい大きさにし、冷ましてから少量をフードへ添えます

体重管理中の犬では、トッピングを追加した分だけ摂取カロリーが増えます。普段の主食やおやつを含めた1日の量で調整してください。

白身魚とかぼちゃのトッピング

材料例

  • 味付けされていない白身魚
  • 種を取り除いたかぼちゃ
  • キャベツまたは白菜

作り方

  1. 白身魚を十分に加熱し、骨を完全に取り除きます
  2. かぼちゃと野菜を柔らかく加熱します
  3. 白身魚をほぐし、野菜を食べやすい大きさにします
  4. 冷ましてから少量を普段のフードへ混ぜます

白身魚や野菜が、甲状腺機能を回復させるという意味ではありません。食事全体の中で利用する食材の一つとして考えましょう。

レボチロキシンと食事のタイミング

甲状腺機能低下症では、甲状腺ホルモンを補充するレボチロキシンが使用されます。

レボチロキシンは、食事の有無や内容によって吸収のされ方が変わる可能性があります。

そのため、重要なのは、獣医師から指示された方法を守り、毎日できるだけ同じ条件で投与することです。

投薬時に守りたいこと

  • 空腹時・食事と一緒など、主治医から指示された方法を守る
  • 薬と食事の時間関係を毎日できるだけ統一する
  • フードを変更した場合は主治医へ伝える
  • 投薬時間や薬の量を自己判断で変えない
  • 指示された時期に血液検査を受ける

すでに食事と一緒に薬を与えていて、検査値が安定している犬もいます。

「空腹時のほうがよいと読んだから」と、自己判断で投薬条件を急に変えないでください。空腹時から食後へ変える場合や、その逆へ変更する場合も、主治医へ確認しましょう。

甲状腺機能低下症と高脂血症・膵炎

甲状腺機能低下症では、高コレステロール血症や高トリグリセリド血症を伴うことがあります。

この場合は、まず甲状腺機能低下症を適切に治療することが重要です。

治療後も血中脂質が高い状態が続く場合は、食事中の脂質やカロリーを調整することがあります。

また、高脂血症は膵炎と関連する場合があります。膵炎を併発している犬では、甲状腺機能低下症だけを基準に食事を決めないようにしてください。

犬の膵炎で注意したい食品や食事については、以下の記事で詳しく解説しています。

甲状腺機能低下症のドッグフードを選ぶポイント

甲状腺機能低下症だからといって、すべての犬に共通する一つの専用フードが必要になるわけではありません。

フードを選ぶときは、次の点を確認します。

  • 現在の体重と適正体重
  • 体脂肪だけでなく筋肉量も維持できるか
  • 高脂血症があるか
  • 膵炎や糖尿病などを併発していないか
  • 皮膚疾患や食物アレルギーがあるか
  • 年齢と活動量
  • 現在使用している薬
  • 愛犬が必要量を継続して食べられるか

肥満している犬では、必要に応じてカロリーを調整したフードが選ばれることがあります。

ただし、低カロリーという表示だけで選ばず、必要なたんぱく質やその他の栄養素を摂取できることも確認しましょう。

和漢系ドッグフードを検討している場合

市販の総合栄養食や体重管理用フードのほか、和漢素材を取り入れたドッグフードが気になる飼い主さんもいるでしょう。

ただし、次のような治療効果を期待して選ぶことは適切ではありません。

  • 和漢植物が甲状腺ホルモンを増やす
  • 身体の巡りを整えれば代謝が回復する
  • 薬を使わず食事だけで治療できる

甲状腺機能低下症の治療は、獣医師の指示による甲状腺ホルモン補充が基本です。

和漢系フードを検討する場合も、商品の位置づけ、カロリー、脂質、栄養成分、給与量、併存疾患との相性を確認してください。

和漢・みらいのドッグフード

和漢・みらいのドッグフードには、愛犬の年齢や健康状態、目的に応じて選ぶ複数の商品があります。

甲状腺機能低下症の犬に与える場合は、和漢素材の種類だけでなく、体重管理や高脂血症など、愛犬に必要な栄養条件を満たすかを確認しましょう。

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和漢・みらいのドッグフードの口コミや価格、定期購入の条件については、以下の記事も参考にしてください。

SOWAKA(そわか)

SOWAKAにも、年齢や健康状態に応じて選ぶ複数の商品があります。

商品を選ぶ際は、「和漢だから甲状腺によい」と判断せず、主食としての位置づけ、栄養成分、カロリー、給与量を確認してください。

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SOWAKAと和漢・みらいのドッグフードの違いについては、以下の記事で比較しています。

犬の甲状腺機能低下症と食事についてよくある質問

甲状腺機能低下症なら低カロリー食にするべきですか?

太っている犬では、摂取カロリーの調整が必要になることがあります。

ただし、すべての犬を一律に低カロリー食へ変更する必要はありません。現在の体重、体型、筋肉量、治療後の体重変化を確認して判断します。

低脂肪食にしたほうがいいですか?

すべての犬に低脂肪食が必要とは限りません。

高脂血症、肥満、膵炎などがある場合には、脂質を調整した食事が勧められることがあります。

キャベツやブロッコリーは食べてはいけませんか?

甲状腺機能低下症だから一律に禁止する必要があるとはいえません。

特定の食材だけを大量に与えず、加熱したものを食事全体の一部として少量利用しましょう。

ヨーグルトを毎日与えてもいいですか?

乳製品を問題なく消化できる犬であれば、無糖・無香料のプレーンヨーグルトを少量与える方法はあります。

ただし、毎日与える必要はなく、甲状腺機能を改善する食品でもありません。体重管理中の犬は、追加分のカロリーに注意してください。

納豆は甲状腺に悪いですか?

少量の納豆が、甲状腺機能低下症の犬で一律に禁止されているわけではありません。

一方、納豆を食べることで甲状腺機能低下症が改善するともいえません。たれやからしは付けず、与える場合はごく少量にします。

さつまいもは太るから禁止ですか?

一律に禁止する必要はありません。

ただし、炭水化物とカロリーを含むため、体重管理中の犬では与える量に注意します。

水をたくさん飲ませると代謝が上がりますか?

水を多く飲ませることで、甲状腺機能低下症が改善したり代謝が回復したりするわけではありません。

新鮮な水はいつでも飲めるようにしますが、普段より飲水量や尿量が急に増えた場合は、別の病気や薬の影響も考えられるため主治医へ相談してください。

手作り食なら甲状腺にいいですか?

手作り食だから、市販フードより甲状腺機能低下症によいとは限りません。

長期間主食として与える場合は、犬に必要な栄養素を過不足なく満たす専門的な栄養設計が必要です。

食事だけで甲状腺機能低下症は治りますか?

食事だけで治療できる病気ではありません。

犬の甲状腺機能低下症では、獣医師の指示による甲状腺ホルモン補充と定期的な検査が治療の基本です。

まとめ|代謝を上げる食品より体重と検査結果を確認する

犬の甲状腺機能低下症では、次のような単純な食事管理は避けましょう。

  • 特定の食材を食べれば代謝が上がる
  • 納豆やヨーグルトで甲状腺機能が整う
  • キャベツは甲状腺に悪いから完全に禁止する
  • 水を多く飲ませれば老廃物が排出される
  • 手作り食へ変えれば薬が不要になる

甲状腺機能低下症の治療の中心は、甲状腺ホルモンの補充です。

食事では、現在の体重、体型、筋肉量、血中脂質、活動量、併存疾患を確認しながら、必要なエネルギーと栄養を摂取することが大切です。

ヨーグルト、納豆、さつまいもなどは一律に禁止されるものではありませんが、甲状腺機能低下症を治療する食品でもありません。

「甲状腺によい食べ物は何か」だけでなく、「治療を受けながら、今の愛犬にどのような栄養管理が必要か」という視点で、主治医と一緒に食事を考えましょう。


免責事項:本記事は犬の甲状腺機能低下症と食事に関する一般的な情報を紹介するもので、病気の診断・治療や特定商品の効果を保証するものではありません。薬の投与方法、食事内容、サプリメントなどを変更する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

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